無料パソコン教室 ワード2007入門講座 08-4

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ワード2007入門講座 08−4

強制改行           Wordにおける段落とは? 強制改行
画面表示のカスタマイズ クイックアクセスツールバーの表示位置 リボンの最小化
                  ルーラーの表示/非表示 グリッド線の表示/非表示

【強制改行】

箇条書き・段落番号ボタンを利用したり、入力オートフォーマットの機能を利用したりするには、「段落」について、より深く理解しておくと、さらにこれらの便利に利用することができるようになります。この先、初級などに進まれ様々な機能を覚えていく中でも「段落」についての認識が必要になる場面がでてきますので、ここで「段落」についてしっかり覚えるようにしましょう。

 

Wordにおける段落とは?】

通常、日本語文章の「段落」とは、文章における1ブロックで、その表現方法は、段落の初めを1文字分字下げすることで表します。

Wordなどで文章を作成するときにも、文章の書き始めに1文字分のスペースを入力して、段落の始まりを表します。(この文章「通常〜表示されます。」は3段落でできています。)

では、Wordが段落の区切りを認識するのは何かというと、  Enter  キーを押して行を変える操作をした時に、段落が変わったと認識します。改行した部分は、[改行マーク]が表示されます。

 

【強制改行】

先の練習で[箇条書き]や[段落番号]を自動で表示する練習をしましたが、例えば、下のように入力したいときに、[箇条書き]や[段落番号]の機能は使えないのでしょうか。

 

*        ショートケーキ
(新鮮な北海道乳を使った本格ホイップクリームを使用しています。)

*        モンブラン
(期間限定!今しか取れない栗を豊富に使ったまろやかなテイスト!)

*        洋梨のタルト
(洋梨の産地新潟県より直送の新鮮な洋梨を使用しています。)

 

実は、上の入力では[箇条書き]ボタンを利用しています。ただし、[箇条書き]や[段落番号]機能は、「段落」ごとに、1マーク・1番号が付けられますので、例えば1行目の「ショートケーキ」から次の行へ文字入力をするのに、  Enter  キーで改行をしてしまうと、段落が変わることになるので、次の行にも行頭文字がつけられてしまいます。

では、段落を変えずに、行を変えるにはどうしたらよいのか?

これを解消するのが、[強制改行]です。

 

[強制改行]は、  Shift  キー +  Enter  キーで行うことができます。

 

「ショートケーキ」「モンブラン」「洋梨のタルト」の文字列の後ろにマークが表示されています。これは[強制改行]をしたことを示しています。

 


 

【練習】 強制改行と段落番号を利用して、《入力例文》と同じように入力しましょう。(段落番号はお好きなもので構いません。)

 

《入力例文》

1.        当校は日曜・祭日も開講している「学ぶ立場」を尊重する教室
曜日・時間を自由に選択することができます。

2.        当校で様々な資格を取得
日商PC検定試験(文書作成・データ活用)etc.

3.        就職・転職に有利
現在の職場でも、もちろん活かせる内容になっています。

 

ここに入力↓

 

 

 


 

 画面表示のカスタマイズ 

 

Word2007のテキストも入門08まで進み、だいぶ慣れたことと思います。自分のパソコンをお持ちの方、職場でWord2007をお使いの方、教室でWord2007を学んでいる方、様々なシチュエーションでWord2007を見たときに画面が微妙に違うなと思ったり、いつもあるはずのものが表示されていないと思ったり、ありませんか?

ここでは、画面表示の変更の仕方などご説明いたします。

 

【クイックアクセスツールバーの表示位置】

クイックアクセスツールバーにボタンを追加したり削除したりする操作は、入門04テキストで既に習得済みですが、このクイックアクセスツールバーの表示位置をリボンの下に移動することができます。

@ リボンタブ名の右余白上で、マウスの右ボタンをクリックします。

A 表示されるメニューより[クイックアクセスツールバーをリボンの下に表示(S)]をマウスの左ボタンでクリックします。クイックアクセスツールバーの表示位置が変わります。

 

【リボンの最小化】

リボンのボタンを必要なときだけ表示するように最小化することができます。

@ リボンタブ名の右余白上で、マウスの右ボタンをクリックします。

A 表示されるメニューより[リボンの最小化(N)]をマウスの左ボタンでクリックします。リボンのタブ名のみ表示され、ボタンが非表示となります。

B リボンのボタンを利用するときには、タブ名をクリックするとボタンが表示されます。

 

【ルーラーの表示/非表示】

ルーラー(画面上部および左端のメモリのようなもの)の表示/非表示を切り替えることができます。

@ [表示]タブの[表示/非表示]グループの[ルーラー]をクリックします。チェックが表示されているときにルーラーが表示されます。

 

【グリッド線の表示/非表示】

グリッド線(文字入力や図形を配置するための目安になるように画面上に表示されるラインのこと)の表示/非表示を切り替えることができます。

@ [表示]タブの[表示/非表示]グループの[グリッド線]をクリックします。チェックが表示されているときにグリッド線が表示されます。

教室ではここで、練習問題の入力練習をしていただいております。
ワード入門練習問題は後日、別途UPする予定です。





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